おうちでやりたいNO.1 肛門腺しぼり でも・・・


おうちでやりたいNO.1 肛門腺しぼり
でも、ネットで書いてある「20時と4時のところを押す」では出ない!って、お悩みはありませんか。
それ、もしかしたらちょっとだけとらえ方が間違っているのかもしれません。
この記事ではトリマー歴15年、生き物を愛してやまないブログ主「かでん」がわかりやすく説明します。
お客様B家でできたら毎月獣医さんに行かなくてもいいね



プロにしてもらうのはとてもいいこと!
軽く健康チェックもしてもらえるしね
そもそも肛門腺はなぜ絞る必要があるのか
溜まりすぎて菌が繁殖すると『肛門腺膿』という炎症を起こしてしまうからです。
トリマー時代、肛門腺を出したら血と膿が混ざった飛沫が跳んだことがあります。
今までがうまく出せていなかったのか、たまたま体調が悪いことが重なって炎症が進んでしまったのか
わかりませんが、肛門腺が膿んで弱っていて、そこに「肛門腺しぼり」の圧がかかったので破裂したのだと思います。
こういう出来事はお飼い主さんには大変伝わりにくい症状だと思いますが、その後獣医に行かれた飼い主さん、獣医の「バリカンで傷つけられたんでしょ」という適当な診断を信じて、そのわんちゃんは2度とお店には来られませんでした。
そういうこともあるので、おうちでされないとしても「トリミングサロンで大切な愛犬がなにをされているか」ということを飼い主は知っておく必要があると思っています。
肛門腺しぼり、そのやり方


まず、位置ですが、お尻の穴を挟んで2つ肛門腺の出口、穴があります。
詰まっている子や自分で出せるため穴が汚れている子などは、よーく見るとお尻の穴を挟んで「・」が2つ見える時もあります。
よく例えられるのは時計の針の16時と20時。
これはまさに針の中心位置がおしりの穴だとすると、犬の中のこの位置に「肛門腺嚢」があります。
ここに「肛門腺が出る穴」があるわけではないのです。
穴の下に骨盤の骨が出っ張っていますよね。
ここと肛門の間あたりに「肛門腺嚢」が垂れ下がっています。


ですので、「何回しても出ない!」と思われている方、思っているよりもう少し下のほうかもしれません。
次回はもう少し下から、を意識してみてください。
この位置から上に向かって絞りあげるイメージです。
肛門腺液は個性がある!?豆知識


おうちの子しかされたことのない飼い主さんはあまり知らないことかもしれませんが、肛門腺はみんな一律同じ形状ではありません。
血液はみんなサラサラで赤いけど、肛門腺はあんなふうに決まっていません。
多いのは若干粘度がある程度の茶色っぽいサラサラ。
ポタージュ状の子、歯磨き粉みたいな色と形状の子もいます。
臭いもものすごい悪臭から、そうでもない子まで様々です。
肛門腺しぼりの注意点
肛門腺はしぼるときに飛び散ることがあります。
これを防ぐために肛門腺しぼりの時は、しぼりながら手のひらでガードするのが正解です。
トリマーさんなら1度は経験していると思うのですが、これが顔を直撃する時があります。
肛門腺ってなんともいえない、個体差がありますが独特の臭いがします。一言で言えば悪臭です。
顔やメガネなら洗えますが、髪の毛などにつくと最悪です。
しぼりあげながら素早く手の平を下に向けて、上向きの飛び散りのガードをします。
言葉での表現が難しいので、詳しくはこちらの動画を参考にしてくださいね!
- 肛門腺をしぼる理由は、炎症を起こすと破裂することがあるから
- 出にくい場合は少し下からのアプローチを試してみる
- 肛門腺には個体差があり、様々な形状がある
- 出す時に飛び散ることがあるので注意する
いかがでしたか?
肛門腺しぼりを病院でしてもらうのはとてもいいことと思います。
体調管理にもなりますし、獣医さんも看護師さんも頻繁に来てくれる子は覚えてくれます。
いざというときも心強いです。
でも飼い主が「肛門腺しぼりとはなにか」を知っていることは大事です。
この記事が犬との生活のお役に立てれば幸いです!


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