【ドラム式洗濯機】ドラム式洗濯乾燥機のメリット デメリット。タイプ別買い替え診断!

春は新生活の季節。

新しく家電を買われる方も多いのではないでしょうか。

「今度こそドラム式洗濯乾燥機が欲しい!」

「縦型洗濯機より汚れ落ちが悪いと聞くけど本当なの?」

お値段も張りますし、買うと長いお付き合いになるため、きちんと選びたいですよね。

かでん

高い買い物だから失敗したくないよね

この記事ではドラム式洗濯乾燥機のメリット、デメリットについて記事にしました。

この記事を読んでわかること
  • ドラム式洗濯機のメリットとデメリット

斜めドラムで乾燥機能が付いている洗濯機は、一般的に「ドラム式洗濯機」と呼ばれていますが、ドラム式洗濯乾燥機が正式名称です。記事ではドラム式洗濯機に統一させていただきます。

目次

ドラム式洗濯機のメリットを挙げてみました。

ドラム式洗濯機のメリット
  • 洗濯から乾燥まで続けてできる
  • 縦型に比べて洗う水量が少なくて済むので節水になる
  • 縦型に比べて洗い方で衣類が傷みにくい

洗濯から乾燥まで続けてできる

最大の魅力は洗濯から乾燥まで続けてできるところです。

ドラム式洗濯乾燥機の登場まで、乾燥機といえば縦型洗濯機の上にユニット台で取り付けるタイプのみでした。

今でも人気の家電、乾燥機

乾燥だけをする機械なのでドラムも大きく取れて、お値段もお手頃。

ドラムが大きいと衣類にたくさんの風が入り、早く乾くし、シワになりにくいのです。

かでん

コインランドリーの乾燥機が速く乾くのはそのおかげだよ

乾燥機は現在も人気の家電ですが、洗濯機から洗濯物を取り出して、乾燥機に移すという作業は必要です。

ドラム式は「洗濯〜乾燥コース」を選べば洗濯終了後、乾燥まで自動的にしてくれます。

つまり、就寝中や仕事中に洗濯〜乾燥をタイマー設定しておけば、ふわふわの洗濯物を畳むだけ、という嬉しい使い方ができますよね。

ちなみに乾燥中の音は40db程度なので、洗濯機が別の部屋であれば気にならない程度。

忙しい主婦にはたまらない魅力です。

かでん

40dBは図書館や静かな住宅地の昼くらいといわれています

注意点は洗濯から乾燥まで続けてできる容量は、乾燥の容量までです。

10kg洗い、4.5kg乾燥の機種なら洗濯から乾燥まで続けてできるのは4.5kgまでです。

10kg洗いの洗濯機だから10kg洗って10kgそのまま乾燥ができるわけではありません。

買ってから「思っていた使い方ができなかった」ということがないように気をつけましょう。

縦型に比べて洗う水量が少なくて済むので節水である

ドラム式洗濯機は縦型より節水型です。

洗いのコースにもよりますが、10kg洗いの標準コースで30L程度の差が出ます。

各メーカー、色々な機種、容量で使用水量は多少変わりますが、縦型洗濯機よりドラム式洗濯機のほうが節水なのは共通です。

かでん

なんでも値上げの時代だから助かるよね

ドラムの形状を思い出していただけるとわかりやすいですが、ドラム式洗濯機はドラムが斜めについているので、その角を利用して水の高さを出しています。

また、洗いの方式が「たたき洗い」です。

ドラムが回る際に洗濯物を水から持ち上げ、上から落ちるを繰り返し、水量が少なくても洗えるのです。

対して、縦型洗濯機は洗濯槽が寸胴型で、衣類同志や洗濯槽に擦れることで汚れを落とす、こすり洗いです。

水の中で衣類と洗濯槽をこすり合わせるためにある程度の水量がいるんですね。

かでん

余談ですが、縦型洗濯機の「おしゃれ着洗い」コースの水量が多く、槽の動きが少ないのは傷みを軽減するためです。

同じ縦型のこすり洗いでも各メーカー、独自の洗い方式を+αしていますので、洗い方にこだわりのある方は比較してみてもいいですね。

衣類が傷みにくい

ドラム式洗濯機は衣類や槽で擦り合わせる洗い方ではないので、衣類が傷みにくいです。

縦型洗濯機利用の際に、衣類が傷むのがイヤで洗濯ネットを多用している方はおすすめです。

ドラム式洗濯機のデメリット

ドラム式洗濯機のデメリットを考えてみました。

ドラム式洗濯機のデメリット
  • 価格が高い
  • 縦型より大型なので設置が制限される
  • たたき洗いなのでタオルなど毛足の長い繊維が潰れる

価格が高い

ドラム式の最大のネックは価格だと思っています。

価格が高い理由はズバリ、機能が多いから。

タッチパネル、除菌コース、温水コース、洗剤自動投入機能・・・上位機種ほど機能が増えますからどんどん高くなります。

また、乾燥機能のヒートポンプユニットが高いからです。

ドラム式が発売された当時の花形は、ヒートポンプ式(除湿乾燥)でした。

除湿しながら乾かすので乾燥温度が高くなく、衣類の傷みや縮みが抑えられ、電気代も抑えられます。

筆者がメーカーにいた頃、容量の少ない比較的安価なヒーター乾燥式の小型ドラム式が発売されました。

今やヒートポンプ乾燥より主流のヒーター乾燥方式のドラム式です。

ドラム式はヒートポンプのユニットが大きいため大型になっていましたが、乾燥方式をヒーター式にしたことで小型化に成功。

しかし、ヒーター式は縦型洗濯機に付いている乾燥機能と同じですし、ドライヤーで乾かしているようなもので電気代も高いです。

かでん

ドラム式の形をした縦型洗濯機みたいなイメージだったなー

一人暮らしの物件などはこの大きさでないとドラム式が置けないことも多く、ヒートポンプ式より安価だったため、当時サラリーマンの方などに人気でしたよ。

現在、各社乾燥方式に名前の違いや独自性はありますが、大きく分けるとヒートポンプ式とヒーター式です

ヒーター式の方が消費電力が多く、1回あたりの乾燥の電気代が高くなりますが、洗濯機自体の値段差を考えると検討の余地は十分あります。

本体が大きいので設置環境が制限される

ドラム式洗濯乾燥機は縦型に比べ本体サイズが大きいので、搬入経路、設置場所に制限が出る場合も多いです。

古い物件は大きな洗濯機を置く前提で作られていません。

「壁ギリギリで離隔距離が取れない」、「洗面台の引き出しが開かない」「ドアノブ分が搬入の邪魔になる」など設置不可になる事例が起こります。

かでん

昔の洗濯機は大きくても縦型の8kg洗い程度でした

どのメーカーも「現在の防水フロアに置けます!」と謳ってはいますが、縦横が一回りほど大きく、ドアが前に開くことなど、縦型に比べてチェック項目が多いのはネックです。

メーカーでも量販店サイトでも設置判断の記載ページはあるので、自分でチェックもできますが、現在洗濯機がある状況では確認しにくかったり、間違ってしまって返品しなくてはいけない事態になるかも・・・と思うと、ナーバスになりますよね。

量販店では「設置見積もりサービス」を行なっているところがほとんどです。

全くの無料のところや購入すれば無料のお店、様々ですが利用しない手はありません。

購入予定のお店で「設置見積もりサービス」があるか、確認してみてくださいね。

おすすめはビックカメラ・com

ネットショップから簡単に申し込めるところ、無料なところ(エアコンは有料)は確認した限りはここだけ。

ヨドバシは全国区ではないし、ヤマダデンキは購入後の対応となり、遠方手数料がかかる地域があるとのこと。

ケーズデンキは無料ですが、思わぬ地域が対象外だったりでビックリしました。(実店舗の有無かもしれません)

各量販店で対象外地区があるのでサイトで確認してみてください。

わからないときはサイトの「お問合せフォーム」を利用しましょう。


楽天ビック設置見積もり https://biccamera.rakuten.co.jp/item/2054270625010/?l-id=bic_info_washer_2

タオルがゴワゴワする

縦型からドラム式に買い替えた方からの一番目の相談はこれでしょう。

ドラム式はたたき洗いのため、乾燥を回さずにそのまま干すと、繊維が潰れたまま乾くのでゴワゴワです。

タオルは肌や顔に当たる機会も多いので、余計に不快感に感じるのです。

「乾燥を毎回するのは勿体無い」と思われる方は、30分だけでもいいので乾燥をかけてから干してみてください。

乾燥で回ることでパイルが起きますから、そのまま干すより手触りがよくなります。

まとめ

この記事ではドラム式洗濯機のメリットデメリットについてまとめました。

まとめ

・メリット

洗濯から乾燥まで続けてできる

縦型に比べて節水

衣類を傷めにくい

・デメリット

価格が高い

設置スペースをとる

タオルがゴワゴワ(対策法あり)

洗濯機である以上、縦型もドラム式も汚れはちゃんと落ちます。

できれば壊れてから慌てて選ぶより、5年を過ぎたら買い替えを視野に検討を始めるといいと思います。

比較であれば家電量販が一番便利ですが、ネットショップ問い合わせ窓口も不明な仕様は教えてくれることも多いです。

また、メーカーの問い合わせ窓口も買い物相談に答えてくれます。

どんどん利用しましょう。

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